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今年のPCカンファレンスの発表

夏に行われるPCカンファレンスの発表テーマを何にするかで悩んでおります。いや、悩んでいるというのは大げさですけど(笑)どうしようかなと。冬の間に決めなきゃいけないんですよね。

私はカンファレンス参加者のなかでは超マイノリティな立場、つまり教育機関の専任教師でもなく職員でもなく学生でもなく、かつWebのプロダクトを作ることに携わっているような人間です。そのことを自分なりに前向きに捉えて、一昨年は「授業活動としてのサイト制作」、去年は「情報教育としてのWeb検索」をテーマに発表してきました。特に昨年はレスポンスを多くいただき、非常に勉強になりました。誤解された部分があって十分な問題提起ができなかった点など、満足できない点もありましたけどね。

この流れで今年もWeb系の話で行こうかと思っていたのですが、昔から感じていたことを「プレゼンテーションとコミュニケーション」みたいなテーマでまとめようかな、と今は考えています。このブログでも、他の情報教育系ブログでも何回か書いているので「ああ、またその話か」みたいに思う方もいるかもしれませんが、毎年何度か考えさせられる瞬間に出会うんですよね。

ただ、プレゼンテーションはWebと違って(単純には)私の専門外とも言える領域なので、普通にやったら「何言ってんだコイツは」になってしまう危険性もあります。問題提起にもならないような発表なら聴衆にも、後の人(誰)にも迷惑な話。

自己の体験と既存リソース(書籍とか)を紹介しつつ、話を上手く関連付けながら、でも【正しいことは何か】みたいな方向に話が行かないよう、有意義な議論のネタを提供できるのかどうか。その算段を慎重に立てて決めようかなと思っています。

教育のためのコンピューターを考える

落伍弟子のブログ : 教育用PC等標準仕様検討サイト

ji3fafの言うように、教育用としてどんなコンピューター環境を用意するかという議論において「PC単体としてどうあるべきか,という時代は終わってる」んだと思います。OSもソフトも目まぐるしく進化していきますし、Webサービスも日々使いやすくなってきていますし、いわゆるパソコン以外のコンピューターとの連携も現実的になってきているわけです。スタンダードとかベストチョイスとかを決めるのは構いませんが、それがどんな観点によるものなのかを、きっちり自覚しないといけないでしょうね。

最後に触れられていた

先日,ある会議で「見るだけならPSPでいいじゃないですか?」,といったら「パソコンを使う必然性がある」といわれました。

の指す意味はどういうことなんでしょう。その下の記述との関連性がはっきり読み取れないのですが、なんでもパソコンじゃなきゃって言われる話なんですかね?(それとも逆?)

パソコンじゃなきゃダメ、Wordじゃなきゃダメ、Windowsじゃなきゃダメ、キーボード入力じゃなきゃダメ・・・という声は教師からよく聞きますが、実はその主張にたいした理由がないってことも多いんですよね。他の選択肢の可能性を全然考えていなかったり、自分の経験を全体あるいは未来にまで過剰に当てはめてたりで。もっと自由に柔軟に考えていった方がいい気がするんですけどね。私はあまのじゃくなところがあるから余計そう思うのかもしれませんが。

発表やってきました。

PCカンファレンスでの発表は無事に終わりました。来てくださったみなさん、本当にありがとうございました。

聞きに行けなかった方も発表のことが何となく分かるよう(?)特設サイトの方も更新していきますので、よろしくです。

今年も発表します。

今年もPCカンファレンスで発表します。8月4日の立命館大学の衣笠キャンパスです。詳しくは公式サイトをご覧ください。

ちなみに発表タイトルは「検索力ってどうよ?」。普通の学会とかではまず通りそうにない題目ですが(笑)中身はいたって真面目なのです。最近Google本もじゃかじゃか出てますし、ここ数年のネットビジネスのキーは検索にありますし、情報教育もこの検索というテーマをきちんと考えていった方がいいんじゃない?という話です。

例によって(?)特設サイトを作りました。

検索力ってどうよ?〜2006PCカンファレンス発表用特設サイト

発表を聞けないあなたにも、発表を聞いて関心を持ったあなたにも、いろいろとネタを提供していきます。発表予稿とかもこっそりダウンロードできるので、それだけでもぜひ。

しかし、これ作るのに時間がかかって、肝心の発表の準備が・・・。

発表決定。

8月頭に立命館大で開催される「2006 PCカンファレンス」に、ちょこっと発表することになりました。発表は今年で2回目です。

発表タイトルは「検索力ってどうよ?」。タイトルで落とされるのではないかという心配もありましたが(笑)、内容はいたって真面目です。検索をキーワードに情報教育を考えます。

まだ先の話なので具体的な内容は詰めていませんが、発表とは別の形で情報をサイトに流していく予定なので、今後の動向にご期待ください(って自分で言うな)。

英語で書くとアクセシビリティが向上するそうだ

JADIE(The Japanese association for Developing Information Education)の情報モラル委員会のイベントに行ってきました。参加者は学校教師や大学・研究機関を中心とした人たちでしたが、予想以上に濃い人たちが集まってました。いろいろと刺激をもらったので、例のごとく長文考察です。

ネットは特別か?〜JADIEイベント参加記1 | Edu*Web
ネットとリアルの違うところ〜JADIEイベント参加記2 | Edu*Web
子どもが大人を超えられる理由〜JADIEイベント参加記3 | Edu*Web

ところで、会場に展示されていた某出版社のコンピューターリテラシーの本をパラパラ見ていたら、Webアクセシビリティについて書いてある箇所を発見。一応専門分野であるので読み進めると

「日本語で書いてあるページは、日本語が読めない人にとってアクセシビリティが低くなります。なるべく英語で書くようにしましょう。」

みたいなことが書いてました。へ〜、英語で書くとアクセシビリティが高くなるとはこれ初耳。多言語化じゃなくて英語にせよ、ですからね。確かにインターネットは、その歴史的背景からいって英語を基本としたものです。でもだからといって、そんな言語帝国主義的な話を何気なくテキストに載せるのって、どうでしょう。さすがに営業の方に食ってかかることはしませんでしたけどね、心の中では毒づいてましたが(笑)

知らない怖さ

「J-KIDS通信」という、小学校のホームページ大賞を決める団体のメールマガジンより抜粋。
「今年度から、全家庭に対して、ホームページに子どもたちの写真を掲載することへの同意書を取り付けることになった」
そうお話しくださった先生のいる小学校では、まず新学期のPTA総会の際にホームページの存在をアピール。その上で、家庭訪問の際に、各担任が同意のお願いを行なったそうです。
「同意が得られなかった方は、ホームページを見たことがなく、インターネットに事件や犯罪のイメージを持たれていた家庭だった。こうした方々も含めて、理解と協力を得ていくことが必要」とのこと。
やっぱりそういうことなのですよね。知らないこと、触れていないことが事態を複雑にするということで。社会をより良くするためにWeb制作者は何ができるのか、考えさせられます。

PCカンファレンス2005で発表します

ということで続きです。PCカンファレンスです。今年は新潟であります。分科会で「教育の場でのホームページ作成」みたいな題で発表するのですが、事前に提出した予稿集から離れて(笑)ブログ関連の話を中心にしようと思っています。といってもHTMLやCSSの書き方とかいった技術の解説じゃないですよ。もう少し教育の本質的な話です。

カンファレンスに先駆けて、「Edu*Web」というサイトを立ち上げています。カンファレンスで発表する内容の延長になるわけですが、書くのは面白いものの難しい。普段ぼんやり思ってることとか今のウェブの流れとかをわかりやすく、あんまり間違いのないようにまとめるのは思ったよりも大変な作業です。このサイトと並行して更新していきますので、興味のある方はぜひどうぞ。

Captivateセミナーにて

「Macromedia Captivate」のお披露目セミナーに行ってきました。このCaptivateというソフト、「インタラクティブデモ&シミュレーション作成ツール」とのふれこみですが、FlashちっくなPowerPointという印象を受けました。動的なスクリーンショットというと表現が変ですが、要はデモを作るためのソフトです。マウスの軌跡の調整や、イベントに対するアクションの設定、特定の操作には自動で記述される解説テキストなどの便利な機能を搭載しているようです。
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日本語学習者にやさしくない日本語IME

今日は日本語の授業のアシスタントに入りました。日本語の授業といっても、コンピューターです。キーボードを叩いて日本語を入力するという内容です。この授業、もう何回も参加したことがあって、一時期は自分が教師になってやってたりしたんですが、本当に難しい。何が難しいって、日本語入力ってえらく複雑じゃないですか。
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